イチゴ栽培についての知識がゼロだったので、
何冊かイチゴ栽培や農業についての本を読みました。
どれも大変参考になったのですが、
その中でも導入用として重宝した本を紹介してみたいと思います。
イチゴ栽培の勉強におすすめな本
おすすめといっても、まだ農家にもなってない奴の言うことなので
実際に栽培されている方からすれば、また違った意見があると思います。
あくまで、これからイチゴ栽培を始める人目線で、
読みやすく、分かりやすかった本を紹介します!
イチゴつくりの基礎と実際 著:齋藤弥生子
最初に読むならこの本!
「イチゴ栽培を始めるにあたっての準備作業」、
「失敗しないイチゴ栽培のポイント」、
「実際のイチゴづくりの流れ」
を図や表、多めで分かりやすく書かれています。
特にイチゴづくりの流れは、実際の作業に重きを置いた説明なので、
一連のイチゴ栽培のイメージが湧きやすいです。
内容は土耕栽培がメインです。
高設栽培をしたい人は「イチゴの高設栽培 著:伏原肇」を追加で読むと良いかも。
ちなみに似た内容の本に「イチゴの作業便利帳 著:伏原肇」があります。
こちらは、実作業よりもイチゴの生態について詳しく触れながら、
イチゴづくりの流れを説明してます。
実作業より、イチゴの生態について知りたい方は
こちらから読み始めても良いかもしれません。
イチゴの高設栽培―栽培のポイントと安定化の課題(amazon)
イチゴの高設栽培―栽培のポイントと安定化の課題(Yahoo!)
イチゴの作業便利帳―増補:新品種の特徴と栽培の要点・高設栽培(amazon)
イチゴの作業便利帳―増補:新品種の特徴と栽培の要点・高設栽培(楽天)
イチゴの作業便利帳―増補:新品種の特徴と栽培の要点・高設栽培(Yahoo!)
図解でよくわかる 土・肥料のきほん 監修:日本土壌協会
農家なら土・肥料の知識は必須ですよね。
「土壌の働き、作物にとってよい土壌とは」
「肥料の要素、なぜ肥料は必要なのか」
「化学肥料と有機肥料の種類と特徴」
など、土壌の基本を、図や表、多めで書かれています。
本の半分のページは、図や表なので、とても分かりやすいです。
化学式もたくさん出てきて、
苦手な方はなかなか全部を頭に入れるのは難しいけど
理科や社会の資料集みたいな位置づけで、1冊持っていた方が安心する(笑)
分からない時に見返せばいいだけだから。
肥料要素間の拮抗・相乗作用の図とか、これからきっと重宝するのではないかな。
「図解でよくわかる」シリーズは他にも、いろいろあります。
農薬とか病害虫とか発酵とかとか。
僕は、イチゴ栽培にも関りがありそうな
「土・肥料」と「農薬」を読みました。
一度、読んではみたものの、やっぱり頭には入っておりませんね(汗)
必要な時に見返したい(笑)
ハウスの環境制御ガイドブック 著:斉藤章
イチゴの促成栽培をするなら、ビニルハウスが必要になります。
この本はイチゴに特化したハウス環境制御の本ではありませんが
施設栽培における考え方、
特に光合成能力を最大限に高めるやり方が
収量アップにつながるという考え方を基に書かれた本です。
作物の生育にかかわる温度やCO2、湿度、飽差などの様々な環境要因。
それらをハウス内の各種機器によって制御し、
植物の光合成能力が最大となるような最適な環境を作る。
そのいろいろな方法について書かれています。
昨今、いろいろな分野で話題になる
ICT( Information and Communication Technology(情報通信技術))
を使った環境制御にも繋がります。
これからの農業では必須となるであろう技術。
読んでおきたいですね。
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