30代脱サラして、いちご農家目指します

ご挨拶
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はじめまして!

こんにちは! 「いなり」と申します。

30代、脱サラして、

現在(2020/2)、無職

脱サラの理由は...

いちご農家になりたいから!

いちご農家になるまで のイロイロを書き留めていきたいと思います。

(2021/04就農予定)

なぜ?農家になろうと思ったのか。

実は僕の実家は農家です。

正確に言うと親が兼業農家(サラリーマン+農家)です。

なので実家に農地があるんですよね。

僕は長男なので、ゆくゆくは実家に戻って、農地を継ぐことになります。

(実家は栃木、サラリーマンの時は神奈川に住んでました)

20代までは、定年迎えたら、農地耕すんだろうなー程度に

ゆる~く考えていたのです。

30代に入り、親の定年が近くなってきました。

親はこれまでどおり農家を続けていくみたい。

兼業農家だったので、農地は作業できる範囲の小さい面積。

農業における収入は全くありません。

むしろ税金対策のためマイナスにしているくらい。

自分が定年を迎えたら農地は?

じゃあ、自分が定年を迎えた時、

農地をどうしたらいいのか?

自分も両親と同じように何か作物つくる?

誰かに農地を貸す?売る?

農業について、何の知識も技術もない僕は少し不安になってきました。

農業経験といえば、種蒔きや収穫時など、実家が忙しいときに手伝いをしたレベルです。

これは今からでも、少しずつ調べておいたほうがいいなと思い、

情報収集をはじめました。

農業について情報収集を開始

最初は右も左も分からなかったので、

新農業人フェアのような、無料相談ブースがあるイベントに参加して

「今は会社員なんですけど、実家に農地があるんです。どうしたらいいですか?」

みたいなことを、ブースにいた農林水産省の人に聞いていました(笑)

そこで、自分で耕す、貸す、売る、放置する(税金高くなる)、転用(難しい)などのお話をいろいろ聞きました。

先祖代々の土地を、売ったり、耕作放棄地にするのは抵抗があったので

自分で耕すか、貸すかの2択に絞られてきました。

自分でやるか、他人にまかせるか。

自分で農作業をする?

そもそも、農作業が自分に合っているのかどうかも分からない。

定年後、やってみたら、「きつすぎ、虫とか生理的に無理ー」

じゃ目も当てられないので、

とりあえず、どこか小さくても畑を借りて自分で一度、野菜育ててみよう。

それで自分に合うか確かめてみよう。

合わないなら農地は他人に貸そう。

ということで、実際に体験してみようということになりました。

小さい畑を借りて農業体験

自分に農作業が合うのか確かめるため、

僕は、近くの貸し農園で野菜を作り始めました。(貸し農園はシェア畑さんです)

知識も道具もなかったので、

アドバイザーさんが常駐していて、

道具もすべて揃っている貸し農園さんを選びました(笑)

代わりに、決められた区画に、決められた野菜数種を植えなければならない制限があるのですが、

何でもいいから野菜を育ててみたい僕には好都合でした(笑)

実際に野菜を育ててみると、ものすごく楽しい!

土を耕し、種を蒔いて、芽が出て、花が咲いて、実がなったら収穫する。

野菜の生長はもちろん見ていて楽しいです。

ですが、もっと面白いのは、野菜を元気に美味しく育てるための方法

間引きとか摘心とか、肥料配合とか、連作障害対策とか、

とにかく、数えきれない程たくさんある。

それらの色々な方法を組み合わせて野菜は作られていることを知った時、

農業っていうのは本当に奥が深いんだなぁと感じました。

そして、こんなに農業を面白いと感じるなら、

自分でもやっていけそう、そう思いました。

定年を迎えてからでは遅い?

貸し農園で野菜作りを始めても、

ときどき開催される新農業人フェアには、参加していました。

新農業人フェアでは、農業関連の企業や地方自治体が、多数出展しているんですが

「私は会社を辞めて、こうして就農しました!」、「新規就農するためには...」

みたいなセミナーも無料で参加できたので、よく聴きに行っていました。

なるほど、脱サラして就農ってそんなふうにしていくのか。

頑張ればできるかも!程度に聴いていましたね。

でも、よくよく考えてみると

定年してから農業を開始しても、何年農作業ができる?10年?

ものにもよるけど、1年で1作作ったら、試行錯誤できるのってたった10回?

体力的にも精神的にも、今よりもっと衰えているんじゃないの?

貸し農園での体験で、もし自分が農家になったら、

いろいろな方法を試して、美味しい野菜を作りたいと思っていた僕は

本格的に農業するなら、早い方がいい!定年してからでは遅すぎる!

と思うようになりました。

30代なら、まだ体力もあるし、40回近くは試行錯誤して、

美味しい野菜作りを目指せるじゃないか!

こうして、僕は脱サラをして、農家を目指すことにしたんです(笑)

なんで、いちご農家になろうと思ったかは、

長くなってしまったので、また別の機会に書こうと思います汗

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