夏の暑さ対策(親苗ハウス)

とちぎ農業未来塾
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親苗のランナーを伸ばし、子苗を取る5~8月はハウス内の温度が上昇しやすい。

ハウス内温度が上がると、炭疽病などの病気にかかる可能性が高くなる。

そのため、ハウス内温度を下げるための対策が必要。

夏の親苗ハウスの暑さ対策として、いくつかの方法があるのでメモ。

裾換気と肩換気

裾換気だけでは、ビニルハウスの構造上、暖かい空気がハウス内上部に溜まりやすい。

そのため、上部の暖かい空気を逃がすために、肩換気まで取り付けるのが良いとされる。

遮光ネット

ハウスの外側に遮光ネットを張り、温度上昇の原因となる太陽の光を軽減する。

遮光ネットの色は銀色が良いとのこと。

黒色の遮光ネットは光を吸収し、温度が上がりやすいため、効果が薄い。

散水チューブ

ビニルハウスの屋根に散水チューブをはわせ、水を流す。

遮光ネットと組み合わせると、ネットが水を含むため、気化熱の効果を得られやすい。

循環扇

ハウス上部に溜まる暖かい空気を循環扇によって、拡散させる。

ただし、循環扇はお金がかかる。

クラウン冷却

親株のクラウン付近に穴の開いていないチューブをはわし、そこに水を流すことでクラウン付近の温度を下げる方法。

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