イチゴ研修1月後半にやったことまとめ

とちぎ農業未来塾
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校内実地研修

①いちごの収穫、パック詰め

引続き、とちおとめ、とちあいかの収穫。

スカイベリーは数が少ないので交代制。

収穫後は選別とパック詰め。

②葉かき

とちおとめ、とちあいか、スカイベリーの葉かき。

外側の古い下葉を取り除く。

講義

①食料・農産物流通論1

現在の流通システム

源基型流通システム

生産者と消費者が直接取引するもの。具体的には朝市や夕市、観光農園や直接販売所などでの販売。

物流業者介在型流通システム

運送会社が青果物の輸送・配送だけを行うのではなく、生産者や農協などから青果物を仕入れて、自分の配送網を利用して消費者に宣伝・販売したり、生産者の委託を受けて配送とともに宣伝や販売代金を回収したりする。宅配便会社や郵便局(ふるさと小包)がこの流通システムの担い手。

小売業者主導型流通システム

生産者(または農協)と小売業者との直接取引のこと。一般に産直(生協産直、スーパー産直)と言われる。

中間業者主導型流通システム

生産者と小売業者との間に輸入商社や産地商人、消費地問屋が介在するもの。

大口需要型流通システム

大口需要者と生産者・農協の間での加工用原料や食材の契約取引、あるいは大口需要者による青果物の開発輸入など。大口需要者とは加工食品会社や業務用需要者(レストラン、惣菜製造業者など)。

準市場型流通システム

全農が管理・運営する全農集配センターを通って小売業者へ生鮮青果物が流れる流通システム。このセンターは埼玉県戸田市、神奈川県大和市、大阪府高槻市に設置されている。

価格形成の多様化

販売委託方法

出荷者と卸売業者との間では価格を決めずに販売を委託し、卸売業者と仲卸業者・売買参加者との間で卸売価格を決める方法。

事前合意方法

取引対象となる青果物の受け渡しを始める前に、出荷者、卸売業者、仲卸業者、購入業者の4者間で、あるいは仲卸業者を除く3者間の交渉で、取引する機関や数量とともに価格(生産者価格と卸売価格)を決める方法。

コスト立脚方法

生産コストや輸入コストなどに基づいて、加工食品会社または輸入商社と消費地問屋との間で、あるいは出荷者と卸売業者、出荷者と消費地問屋との間で価格をを決めて、さらにその価格をもとに消費地問屋・卸業者と小売業者・仲卸業者との間で卸売価格を決める方法。

②農産物の輸出について

輸出のメリット

生産者の所得向上
国内価格下落などのリスク回避
地域経済の活性化
ブランド農産物創出
生産者の意識や農産物の品質の向上

貿易の3つの実務

①貿易実務

実際に物の売買をする当事者がかかわる業務。

・輸出者/輸入者 ・商社など貿易会社 ・銀行など金融機関 ・保険会社 ・法律事務所 など

②物流実務

貿易する人の支持の素、実際にモノを動かす人がかかわる内容。

・実際に商品を持っている人 ・輸出者/輸入者 ・通関業者 ・運送会社 ・税関 ・関係省庁 など

③決済実務

相手国との経済状況をみながら、売買のタイミングをみて、必要なお金を動かす人がかかわる内容。

・輸出者/輸入者 ・商社など貿易会社 ・銀行など金融機関 ・保険会社 など

輸出する上でのチェック

・売買を行う輸出者/輸入者は決まっているか。

・送りたい相手国の輸入規制を調査。

・どのようにして運ぶか輸送手段は決まっているか?

・誰が輸出手続きを行うか

・どのようなリスクがあり、経費がいくらかかるのか

・どこまでの費用を輸出者が負担し、輸入者からどのように代金を回収するか

・商品輸送中の破損や品質劣化を防ぐためにどのような梱包にするか

・万が一、事故が起きた場合の対策をしたか

栃木県の海外販路拡大の事業例

とちぎ和牛、にっこり梨、スカイベリー等

現地実習(農家実習)

①とちおとめの収穫

引続きとちおとめの収穫。

②とちおとめのパック詰め

グランデ、M、S、B、ハネのパック詰め。

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