校内実地研修
①薬剤散布(スカイベリー子苗)
9/23 アントラコール(炭疽病、500倍)、カウンター乳剤(アザミウマ類、ヨトウムシ、2000倍)、アプローチBI(展着剤)
②とちあいか、スカイベリーの定植
ナイアガラ育苗、ポット挿しのとちあいかの定植。
定植日は9/23。
ポット受けのスカイベリーの定植。
定植日は9/25。
定植直前に苗にモベントフロアブル(500倍)とエコピタ(100倍)を潅注する。
定植の際は、クラウンに土をかけない。
鉢土にも、できるだけ本圃の土をかけないようにする。
鉢土に、本圃の土をかけると、新しい根が横に伸びてしまい、転び苗になりやすい。
新しい根を下に伸ばすことは、転び苗の防止につながる。
スカイベリーに関しては、花梗が長くなるため、少し畝の内側に定植するようにする。
③スカイベリー本圃の土壌消毒被覆の除去
クロルピクリン錠剤にて、土壌消毒中だったスカイベリー本圃にて、
土壌消毒用ポリエチレン被覆を除去。
除去後、乾燥している畝に散水。
講義
①定植時の管理について
苗の定植時の注意点。
1.苗を選ぶ
・病害虫にかかっていないもの
・大きさをそろえる
・定植予定株数の1.2~1.4倍の株数を用意する。
2.苗を乾かさない
・定植時に穴の隙間を作らない(活着を促す)
3.植える深さ
・浅く植えすぎない→転び苗
・深く植えすぎない→水がたまる
4.葉水+遮光ネット
・葉水は定植後1週間は朝・夕の灌水。朝は畝全体が湿るほどたっぷり。夕は少し。
・定植後2週目からは朝のみ。溢液が確認出来たら葉水を止める。
・遮光も溢液を確認出来たら止める。
5.葉かき、ランナーとりをしない
・芽なし株が発生する可能性があるため、花芽分化確認後30日は葉かき、ランナーとりを控える。
6.マルチ展張
・いつ?→保温開始期までに完了する。
・裾換気を閉める気温(夜温10℃以下)
・定植後30日が目安
・頂芽出蕾期
・マルチ展張には「あわせ」と「かぶせ」という方法がある。
現地実習(農家実習)
①葉かき(とちおとめ)
定植後、2週半のとちおとめ株の葉かきを実施。
1週間で1枚の葉が展開するほど。
株に3枚~3枚半、新しい葉を残して、古い葉をかく。
②マルチ展張(とちおとめ)
定植の3週間後、葉かきが終わった後、マルチを張る。
研修先ではマルチスリッターを使用。
畝の上から株ごとマルチをかけ、マルチスリッターでつけたスリット部分から、株を引っ張り出す。
葉はすべてマルチ外に出す。
③葉かき(スカイベリー)
定植後、2週間のスカイベリー株の葉かきを実施。
やり方はとちおとめと同じ。
わき目が少ない分、とちおとめより作業しやすかった。
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