校内実地研修
①薬剤散布(本圃)
10/5 プレオフロアブル(オオタバコガ、ハスモンヨトウ、1000倍)、アプローチBI(展着剤)
②マルチ展張
本圃とちおとめ、スカイベリー、とちあいかの畝にマルチを展張。
ただし、畝の裾部分のマルチは巻き上げておく。
株が大きくなってからマルチを張ると作業がしづらいため、早めにマルチを張る。
ただ、保温開始時期(最低気温10℃以下)の前に、マルチを全面に張ると、根張りが悪くなったり、腋花が遅れたりするので、畝の裾部分のマルチを巻き上げ、保温開始時期までピンでとめておく。
③トラクター研修
農業機械の基本講義・実習。
トラクターの運転方法の実習。
ロータリーの交換。
講義
①ミツバチについて
・いちご栽培にかかせない。
イチゴの花は花粉が少ないため、ミツバチのような訪花昆虫の力を借りて、受粉させる。
・ミツバチ導入後、薬散する場合は、ミツバチに影響の少ない薬を選んで散布する。
・薬散の前日の日没後に巣門を閉じ、巣箱をハウス外へ移動させ、巣門をあける。
・薬散完了後、日没後に巣門を閉じ、ハウス内に巣箱を戻す。
・巣箱は南北ハウスなら北東の位置に置き、巣門は南向き。東西ハウスなら西の位置に置き、巣門は東向き、
・ミツバチの訪花は10:00~14:00くらい
・ミツバチの導入は頂花が咲き始めるころ。
現地実習(農家実習)
①マルチ前の追肥
主にリン酸成分の肥料を追肥。粉・粒状肥料を株元に散布。
葉に肥料がかかったままになると、肥料焼けを起こすので注意する。
②ハウス外張りの展張
古くなった番線(外張り押さえ用にハウス桁に沿って這わせたもの)を交換。
外張りビニル(農ビ)を展張。この際、突起物によってビニルが切れないよう、突起物はビニル素材で覆うようにする。
ビニペットスプリングとマイカ線で押さえる。
③マルチ展張(スカイベリー)
定植の3週間後、葉かきが終わった後のマルチ張り。
内容はとちおとめと同じ。
研修先ではマルチスリッターを使用。
畝の上から株ごとマルチをかけ、マルチスリッターでつけたスリット部分から、株を引っ張り出す。
葉はすべてマルチ外に出す。
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